就職・転職コラム

大学在学中に資格をとろう!

大学で学びながら資格を取得するメリット

大学在学中に司法試験や公認会計士をはじめとした専門性の高い資格試験に合格することで、卒業後の進路の選択肢が増えます。サークルやボランティアといった、活動に参加することもできるようになります。さらに、民間企業で働き、その後に独立・開業といった選択肢もあることから、就職活動に振り回されるといったこともなくなり、落ち着いて進路を決められます。

その他にも、試験勉強をしたことによって一度就職し民間企業で働いた後に独立・開業するという選択肢も多くなります。また、多くの経験を積むチャンスも多くなることから、将来実務に取り組むことになっても、同業者との差別化を図れるのです。

在学中の資格試験には目的が必要

資格取得は、あらかじめ「合格」というゴールの決まっている勉強。そのため、回り道などはせず、最短距離での合格を目指ざして、勉強をはじめましょう。試験合格への合理的な勉強方法は「ゴールからの逆算思考」。難易度の高い試験である司法書士や公認会計士・税理士などであれば、試験の前日、1か月前、1年前とさかのぼって、試験の合格までのスケジュールを立てて、実行していくことが大切です。

モチベーション維持のために合格後をイメージする

資格試験をはじめる時には、合格後に自分がどう過ごしているのかをイメージしましょう。

具体的にゴールが決まっている人ほど、試験勉強をするモチベーションが高く、合格しやすいとされています。なぜなら、専門性の高い資格には多くの勉強時間が必要になり、スランプに陥ってしまうことも、しかし、合格して弁護士として活躍している自分や、この仕事をしている自分などのイメージが明確な人ほど、スランプから立ち直りやすいと言われています。

少しでも早く勉強をはじめる

資格の勉強は早くはじめるほど有利。難易度の高い試験になればなるほど、合格のために必要な勉強時間が必要です。

また、早く取り掛かるほど、勉強やサークル、アルバイトなどとも両立しやすくなる傾向があります。「なんの資格をとればいいのか分からない」「何をすればいいのか分からない」という人ほど、早く試験勉強をはじめましょう。

仕事における汎用性に着目するなら、法律関係の資格勉強がおすすめです。司法試験をはじめとして、専門性の高く難易度の高い試験は、弁護士や司法書士、行政書士などは独立・開業も可能です。その他にも、国家公務員試験や警察、消防士などの公務員試験にも法律関係の知識は必須。

将来民間企業に就職する時にも、会計や経営・労務関係に従事する際にも、法律は関わっています。さらに、不動産鑑定士や宅地建物取引主任といった不動産関係の職に就く際にも、法律の知識は役立つため、勉強した時間が無駄になりにくい資格勉強です。

資格を取りやすい大学って

在学中に取得を目指せる資格は、大学のホームページなどで確認することができます。

例えば新潟大学では、一般的な資格に加えて「取得できる教員免許の一覧」も同時に掲載されているので、高等学校や中学校の教師を志望する人であれば、進学先を決める際に参考となるでしょう。ただし、資格によっては取得に実務経験が必要となることも多く、卒業後に目指せるという体で紹介されているケースも多いため、在学中の取得を目指している人は注意が必要です。

ちなみに、先に挙げた新潟大は、キャンパス周辺に学生寮や学生専用のマンションが多く、試験勉強のしやすい環境が整えられています。私生活の面で勉強時間が確保しやすい大学というのも、資格を取りやすい大学として挙げられるでしょう。