退職する時の手続きで注意する事
退職時はこれらのものをもらいましょう
会社を退職する際に、退職願を提出して、辞める日取りが決まったら、後は引き継ぎをして無事にその日がくるのを待つ、というだけでは、退職がスムーズにいきません。
退職がスムーズにいったとしても、次の職場で困ることになりますので、注意をしましょう。
退職をする際には、会社からこのようなものをもらい、このようなものを返却する必要があります。
まず会社に返却や提出をするものですが、健康保険証や、機密保持の誓約書書類、また、制服や靴など、各種会社の備品を、きちんと提出、返却して下さい。
これらのものは返却や提出をしないと、後からトラブルに繋がる事も多いため、忘れずに行います。
会社側から促される事が多いですが、場合によっては促されずに、後から連絡が来るという場合もありますので、面倒を減らすためにも、怪しいものは出来るだけ、こちらから事前に聞くようにしましょう。
次に、会社から受け取るものですが、代表的なものは、離職票と源泉徴収票の二点です。
離職票は失業給付を受ける際などに必要となる書類ですので、忘れずにもらいましょう。
また源泉徴収票も、新しい会社に提出する義務が有る場合、確定申告に必要となることが多いため、必ずもらって下さい。
これらは準備が退職までに間に合わず、後日郵送される事も多いので、事前に、いつ頃郵送されるのかを聞いておくことも大切です。
また、転職をする際には他にも、雇用保険や健康保険、国民年金の手続きなどの、各種手続きが必要となる他、確定申告の準備なども必要になることもあります。
手続き関係は非常に重要となりますので、忘れることの無いように、事前にリストアップしておいて、スケジュールを立てておくことが大切です。
自己都合と会社都合は何が違う?
退職には、自己都合退職と、会社都合退職、二種類の退職の種類があります。
その名の通り、自分の都合で退職願を出したのか、会社の都合で退職せざるを得なくなったのかという意味合いですが、この2つは、雇用保険の適用や、書類提出する内容が大きく変わって来るのです。
事前に確認をしておかないと、うっかり忘れてしまう可能性がありますので、注意しましょう。
雇用保険の給付日数や給付制限、更に、提出する書類の内容なども、自己都合退職と会社都合退職、どちらかによって異なります。
会社に提出をするものもあれば、ハローワークや社会保険事務所に提出するもの、協会に提出するものなどもありますので、気になる物は逐一、企業に確認をしましょう。
手続きを行わないと、各種保険を受けられなくなる場合や、次の転職先で困ってしまう場合などもありますので、注意が必要です。