医療・福祉

医科2級医療事務実務能力認定試験

医科2級医療事務実務能力認定試験をご存じの方も多いかもしれませんが、これも医療事務資格の一つとなります。
よく医療事務という資格の名前を耳にする方も多いと思いますが、医療事務にはいくつかの種類があります。
試験を主催している団体が異なり、難易度や試験内容なども変わってきます。
ここでは医科2級医療事務実務能力認定試験について概要や特徴などをご紹介しましょう。

専門性が高い

医療事務は特に女性に人気のある仕事として知られています。
一般的な事務仕事よりも専門性が高いためそれなりの知識が求められますし、時には経験も必要とされますが給与などの待遇が良いことも多いですし、手に職をつけたい女性から人気があるのです。

先ほどもお伝えしたように、医療事務の資格と言っても実は複数存在します。
ここでご紹介する医科2級医療事務実務能力認定試験はその一つで、通信講座サービスを展開している企業ではこの資格取得に向けた対策講座も提供しています。

気になる受験資格ですが、この資格の試験を受けるにあたって必要な受験資格は特にありません。
つまり、その気になれば誰でも試験を受けることができるということです。
これはメリットと言えるのではないでしょうか。

試験では学科問題と実技問題を解くことが課せられます。
医療関連の法規に関する知識問題のほか診療報酬請求に関する知識を見極める問題が出題されます。
それぞれ10問ずつの出題となりますから、ポイントを押さえてしっかり学習しておけば対処できるでしょう。

試験は年に三回実施されていますから一年に三回はチャンスがあります。
興味のある方は取得を検討してみましょう。

比較的難易度が低い

何度も言うように医療事務の資格はいくつもありますが、この医科2級医療事務実務能力認定試験はその中でも比較的難易度が低いということが特徴の一つとして挙げられます。
数ある医療事務系資格の中でもっとも取得しやすい部類に入る資格ですから、最初の一歩として取得してみるのも良いでしょう。
平均的な合格率は約60~80パーセントということですし、平成24年度における合格実績は70.7パーセントを記録しています。

この資格を活かせる職場はやはり病院などの医療施設ですから、病院の事務業務に就きたい方は持っておくと就職面接時にアピールできるでしょう。
就職面接でアピールできるものがあるのとないのとでは大きな違いです。
就職を有利に進めるためにも取得しておきたい資格の一つですね。

医科2級医療事務実務能力認定試験についてご紹介してきましたが、先ほども言ったようにコチラの試験は比較的合格しやすい資格試験の一つですから、とりあえず力試しとして受けてみるのも良いでしょう。
ぜひこの機会にチャレンジしてみましょう。