保育士
子ども好きな方にとって保育園で働くというのは天職かもしれません。
保母さんや保父さんは人気のあるお仕事ですし、毎日カワイイ子どもに接することができるのは魅力的ですよね。
保育士はやりがいのあるお仕事ですが、この仕事に就くには保育士の資格を持っている必要があります。
ここでは保育士資格の概要や仕事内容、特徴などについてご紹介しましょう。
短期間での取得も可能
保育士になりたいと思ったことのある方は多いと思いますし、転職して保育士になりたいと考えている方も中にはいるかもしれません。
しかし、保育士になるには専門学校で単位を取って卒業しなくてはいけない、と思い込んでいる方が非常に多いのが現実です。
厚生労働省が指定した専門学校を卒業することで保育士資格が取得できるのはもちろんですが、毎年行われている保育士試験を受験して合格することでも資格を取得することが可能です。
学校に通うとなるとそれなりの期間も必要となりますし、当然学費も必要となりますが、保育士試験に合格すれば短期間で資格が取得できます。
保育士試験は一年に一度実施されていますが、受験するにあたって条件もあります。
受験資格はいくつかありますが、一つでも満たしていれば受験は可能ですからそれほどハードルの高い受験資格ではありません。
大卒や短大卒、または高校卒業後に児童福祉施設で二年以上かつ2880時間以上働いている、といったことが受験資格の一部です。
年齢制限などはありませんから、基本的にはいくつになっても受験を受けることが可能です。
国家資格でもありますから試験の難易度はそれなりに高いですが、しっかり時間をかけて学習しておけば合格は十分可能です。
資格の有無で待遇が変わる
保育士は年中人手不足と言われていますし、優秀な人材を求めている保育園や幼稚園はたくさんあります。
特に東京都では待機児童問題解消のために保育施設を増設している背景から求人数が増加しているので、
保育士を目指す方は東京都で働くことも検討してみるとよいでしょう。
東京都では、待機児童解消に向けての取り組みに注力しています。保育園やこども園、幼稚園などの保育施設の数を増やすことで、増え続ける待機児童の数を着実に減少させることに成功しました。
当然その際は保育士資格があるとよりいい条件で採用される可能性が高まります。
取得していれば就職や転職の際に大きなアドバンテージになることは間違いありませんし、無資格者と比較すると採用される確率は遥かに高くなるでしょう。
保育士試験合格に向けた通信講座もたくさんありますから、通信講座を利用して勉強するというのも一つの手です。
いろいろな企業から講座がリリースされているため、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
保育士は保育園や幼稚園だけでなく、児童福祉施設、ベビーシッター、託児所などの職場でも活きる資格です。
さまざまな職場で活躍を見出すことができますし、取得することのデメリットは考えられません。
保育士資格についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
子どもが好きな方はもちろん、この業界に魅力を感じている方はぜひ取得を検討してみましょう。