防災士

防災におけるプロフェッショナル

日本は地震や台風など、災害が発生しやすい国です。
大きな災害では正しい知識と判断のもと活動し、被害を最小限に抑える必要があり、防災士はその減災活動について学んだ「防災のプロ」であるといえます。
防災士は民間資格になりますので、この資格を持っていないと防災活動ができないということではありませんが、今後発生するといわれている大地震に備え、正しい判断で防災活動ができる人はとても貴重です。

防災士の資格は、2日間の防災研修を受講した後、防災士資格取得試験に合格すると得ることができます。
合格率は9割以上とかなり高く、2日間の防災研修をしっかり受講すれば難しい試験ではないようです。
もし不合格になった場合でも、再度研修を受けることなく再受験を受けられます。

防災士の活躍の場とは

防災士の資格は、その資格を取得していないとできない仕事があるわけではないので、需要が高い資格だとはいえないかもしれません。
防災士の資格を取ってから就職するのではなく、警備の仕事をしている人や、ビルの管理など、防災に関わる仕事をしている人が、スキルアップのために取得する資格という位置付けではないかと思われます。
ただ、こうしてすでに防災関連の仕事をしている人は、企業によって資格手当が支給されるところもあるようですので、収入アップにも役立つようです。

国家資格である消防士の資格を取得して働いている人でも、防災士の研修を受けて資格を取得しているようですので、直接就職に役立つというわけではなくても、災害の場で役立つことを学ぶ上では実用性の高い資格であるといえます。
必ずしも仕事に活かすのではなく、いざというときの防災について学んでおこうと、一般の人で受験している人もたくさんいます。

どんな人が防災士の資格を取得しているの?

さまざまな立場の人が防災士の資格を取得していますが、ある男性は消防団の活動をしていて、災害時にしっかり防災活動を行えるよう、防災士の研修を受けたそうです。
今までは防災についてそこまで真剣に考えていなかったそうですが、近年の相次ぐ大地震や台風被害を目の当たりにし、地域を守るためにしっかりした知識を身に着けなければと考えたとのこと。
実際に研修を受けてみたら知らなかったことがたくさんあり、非常によい勉強になったとのことでした。

そのほか、自衛隊を退職した方が、地域の防災に少しでも役立てればと研修を受けて、防災士の資格を取得しています。
自衛隊時代に学ばなかった防災に関する知識を得られ、今後起こり得る万が一の災害にもしっかり対応できる自信がついたとのこと、防災士の資格は今後いろいろな場面で活躍しそうですね。